相談事例集
住宅ローン
住宅ローン終了に伴う抵当権の抹消について
- 住宅ローンが終了したので、抵当権を抜いて貰いたいが、どうしたらよいでしょうか。
- 抵当権を抹消する場合、抵当権者(ローンの借り入れをした銀行等)から、抵当権の登記済証(登記識別情報)、登記原因証書(「弁済証書」といった名称の書面)、金融機関の委任状を貰い、抵当権を付けた不動産の管轄登記所に抹消登記の申請をします。自分で申請しない場合には、弁護士や司法書士に依頼することになります。
ローンの支払いが困難
- 収入が減り、住宅ローンの支払いができなくなりそうです。どうしたらよいでしょうか。
- 住宅ローンの返済が滞ってしまう前に、借りている金融機関に早めに相談しましょう。一定期間返済額を軽減したり、返済期間を延長して返済額を減額するなどの条件変更が認められる場合もあります。
住宅ローンの種類について
- 金利の低い3年間の固定期間選択型のローンを組みましたが、4年目に同じローンを選択すると、金利が変わるので返済額が増えてしまうと言われました。どのようなローンを組めばよいでしょうか。
- 固定期間選択型の住宅ローンは、一定期間は金利が固定されていますが、その期間が終了すると、その時点の金利になり返済額が見直され、固定期間終了時点の金利が上昇していれば、返済額も増えてしまう可能性があります。固定期間終了時の金利の見直しの際には、できるだけ固定期間の長いものを選ぶとよいでしょう。ただし、長期間の場合には、金利が高めとなる場合もありますので、その点も考慮したほうがよいでしょう。
住宅ローン借入時の費用について
- 住宅ローンを借りる時にかかる費用について教えてください。
- 印紙代、抵当権設定登記費用、ローン事務手数料、ローン保証料、火災や地震に備えた損害保険料などがかかります。金融機関や借入金額、返済期間によって異なります。